2011年3月アーカイブ


もし、通訳ガイド試験を目指している知り合いがあなたの周りにおられれば、一緒に勉強会を開くのも、計画的・効率的に勉強を進めるうえでよい方法だと思います。

あなたが強固な意志の持ち主で、「一人で頑張れるし、勉強のペースを他人に乱されたくない。」ということであればあえて勧めませんが、そうでない方は、定期的に(週に1度程度)勉強会を開催してみてはどうでしょうか。

事前に決めた範囲について各自で勉強しておき、勉強会では互いに問題を出し合って理解しているかどうかを確認するようにすれば、計画に沿って勉強が捗るでしょうし、何より一人で苦悩しなくてすみます。

よきライバル・戦友として励まし合い、情報を交換しながら、一緒に合格を目指されるとよいと思います。

根を詰めて勉強をした方なら誰でも経験があると思うのですが、ついつい夜遅くまで勉強をしてしまいがちです。

実際、夜中の方が周りも静かだし、昼間よりも集中できて勉強が捗るような気がします。

ただし、試験日が近づいてくれば、徐々に夜早く寝て朝早く起きる生活に戻していく必要があります。

「あれもやっていない、これもチェックしておかなきゃ」と焦る気持ちはよくわかりますが、よい意味で開き直って、栄養のある物を食べて十分に睡眠を取り、体調を整えるようにしてください。

この試験に満点合格したことがある河成鎮士さんによると、その日の体調によって、集中力、根気ともだいぶ違ってきます。

今まで積み重ねてきた実力が存分に発揮できるよう、万全の状態で受験するように心がけましょう。

また、当日は、試験時間に余裕があるので、焦らず慌てず、じっくり考えるようにしましょう。

諦めずに、時間をかけて問題を読み、記憶をよく辿ってみると、おぼろげながら正解が見えてくるかもしれません。

河成鎮士さんによると、問題をよく読んでみると、たまにヒントが隠されている場合もあります。

2005/07/22

 「空気が重い」。自民、民主両党の中堅議員が集った会合。遅れて顔を出した議員の口をついてでたのは、こんな言葉だった。政局は「熱い」のでも「激突している」のでもない。郵政民営化法案の行方が読めず、重いのだ。二十一日の東京外国為替市場の引け後にはもっと重いニュースが飛び込んできた。人民元の実質的な切り上げだ。

★ ☆ ★

 小泉純一郎首相辞任。このシナリオを市場参加者は真顔で語り出した。見てきたような講釈はやめた方がいい。

 先行きは誰にも分かっていない。当の小泉首相にも。それが証拠に、「いつもならどこか人ごとのように政治を語るのに、今回ばかりは真剣な語り口だった」と、首相と話した人はいう。切羽詰まっている証拠だろう。党内の郵政法案反対派もいつまでも英雄気分ではいられない。解散・総選挙に青くなりだした。

 対する民主党。予想外の敵失にえびす顔と思いきや、「決選投票リスク」を真顔で語っている。自民・公明連合も民主も衆院で過半数をとれず、首相指名が決選投票にもつれ込む。頼みもしないのに、共産党が岡田克也代表に投票し、準備もできていないのに少数与党政権を担わされる。そんなシナリオだ。

 「イタリア型リスク」と財務省幹部はいう。安定的な多数派がいないイタリアでは、共産党の閣外協力を得なければ政権を作れない状況となったからだ。政界の一寸先は闇。何があっても、最後は小泉首相が党内抵抗勢力をねじ伏せる――。こう高をくくっていられた局面は終わった。

 しからば、政局不透明なら黙って円売り・ドル買いなのか。二十日のニューヨーク市場で一ドル=一一三円台まで進んだ円安の引き金になった米国発の小泉退任シナリオは、いかにも相場作りを狙った、確たる裏付けのない代物だ。

 先行きが見えない暗闇では、ポジション(持ち高)の手じまいをしておくにしくはない。例えば二〇〇三年五月以来、日本株を買い越してきた外国人投資家。円と日本株の双方を買い持ちにしていた彼らは、取りあえず円について買い持ちを解消したのではないか。

 手じまいがテーマになったのは、円が初めではない。五月末にフランスの国民投票で、欧州連合(EU)憲法の批准が否決され、ユーロが売り込まれた。昨年来、積み上がっていたユーロの買い持ちを解消する必要から、ドル買いが膨らんだのだ。政局不安を理由にした円売りは、二番せんじに過ぎない。

★ ☆ ★

 今どき、有事のドル買いなどという人はいまい。米連邦準備理事会(FRB)が継続利上げに動き、日欧との金利差は広がっている。そんな中、足の短い短期資金の滞留先として、米国は心地良いのだ。原油価格が上昇する局面で、米国は止まり木のように海外マネーを引き寄せている。

 ここで話が終われば良いのだが、いやなおまけがつく。米中央情報局(CIA)の機密漏洩(ろうえい)疑惑を巡りブッシュ大統領の懐刀、カール・ローブ次席補佐官が矢面にたたされている。

 もうひとつ。中国による人民元の実質的切り上げという材料が加わった。切り上げ幅は当初二%余りだが、これで済むはずはない。二十一日の欧米市場では、円にも上昇圧力がかかり、円は一時一ドル=一一〇円台をつけた。当然だろう。元がもっと上昇するとみる市場参加者が、自由に取引できる円を買い上げているからだ。

 政局不安で円売りという安手のシナリオが冷水を浴びせられたのは結構だが、それ以上に読めないのは隣国の次の一手である。

 元の追加切り上げの裏側はドル安。米国への資本流入減の思惑を招くようだと、米長期金利に響く。真夏の日本のマーケットに、新たな材料が加わった。これも重い。エグゼクティブトレード

 

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