最近、発音記号が読めない人が多いと聞いて驚きました。
それに、アルファベットのabc…がきちんと最後まで発音できない人もいるそうです。
別に脅かすわけではありませんが、発音記号が読めない人はかなり損をしています。
なぜなら、発音記号をマスターすることによって次のことが可能になるからです。
(i)初めて出会った単語を「音」として頭に入れられる。
(ii)辞書に出ているすべての単語が発音できる。
(iii)よって、リスニングの強力な味方になる。
最も大きな利点は、単語が「音」として捉えられる点です。
これはまさに、隠れた武器です。
僕は、まったく知らない単語でも、辞書の発音記号を頼りに音として口に馴染ませるようにしています。
だから、その単語をテレビ番組か何かで聞いた時に反応できます。
たとえ、即、その意味が思い出せなくても、「あれ、どこかで聞いたことがあるなあ…」と脳が刺激されるのです。
僕はミュージシャンなので音は常に気になります。
これまでひと通り発音練習をやったので、今では辞書のどのページを開けても、そこに出ている単語は一応発音できます。
僕が辞書を引いて最初に見るのは発音記号です。
そして・その単語の強弱(ストレス)の位置。
そして次に、意味のチェック・この順番はどうでも良いのですが、単語の発音の仕方と強弱は見逃さないように注意してください。
なぜなら、
発音できない単語は絶対に聴き取れない。
という事実があるからです。
発音練習をおろそかにしている人は、したがってリスニングも弱いということになります。
文法も発音も勉強する上で飽きやすいテーマですが、皮肉なことに、そういう退屈なものほど重要なのです。
基礎(文法・発音)は身体で言うと、「骨格」に当たります。
これがしっかりしていないと、立つどころか歩くことさえできません。
発音記号の習得は欠かすことができません。

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